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どうもケンです。
今日は自分の革靴をオールソールしたので、コストもろもろ報告します。
目次
アレンエドモンズのパークアベニュー
さて。これが私のお気に入りのビジネスシューズの一つ。
アレンエドモンズのパークアベニューです。黒の革靴でストレートチップ。シャープな印象ではありませんが、日常使いにはバッチリ。足にも馴染んで、頼れる相棒ですね。
問題発生
しかし。問題発生。
縫い目のほつれ
右足の土踏まずの部分の縫い目がほつれてきたのです。写真でわかるかなぁ。指先の白く見えるところ。糸がほつれて、中の部分が白く見えています。
だましながら履いていたのですが、ほつれ部分はどんどん大きくなってきます。
意を決して、靴の修理屋さんに相談します。長く履いているので、ほかの部分にも修繕が必要。
踵の腰裏
まず気になるのは、踵のあたるところ。
腰裏っていうらしいのですが、革が擦り切れています。
芯の部分が白く見えていますね。
ここに革をあててもらいます。
小指部分
あとは、左右の小指部分も同じく擦り切れているので、革パッチを張ってもらいます。
これらが修理ポイントなのですが、別の問題が出てきまして。
リウェルト
それが、こちら。
踵あたりを縫い付けている、ウェルト部分がかなり薄くなってきているとのこと。
実際、ウェルト部分の縫い目が見えません。なぜこうなるかというと、踵のゴム部分が擦り減ってくると、取り換えて修理をするのですが、そのたびに踵周りを削って、平らになるように整えるのですね。
その度に、ウェルト部分も削れていくのですね。結果、外側に張り出した部分が薄くなっていき、縫い目の部分が見えなくなってきている状態です。
というわけで、特に踵とつま先部分が薄くなってしまうのです。
ここら辺は大丈夫。縫い目が見えてますよね。
つま先部分が薄くなっているのがわかりますかね。縫い目が、ウェルトの外側部分ギリギリに迫っています。
踵部分は縫い目が見えないですね。。
問題は、その縫い目を使って、オールソールするということ。縫い目が見えないぐらいウェルトが薄くなっている場合、その縫い目が使えない。。
ということは、リウェルトという、ウェルト部分を再構築する作業が必要となるのですね。
というわけで、こちらの靴、修理に出しました。
修理前と修理後
さて、1か月後。
戻ってきましたよ~。
というわけで、修理部分を見ていきましょう。
土踏まずのほつれ
まずは、土踏まずのほつれ。皮を足して縫い直してくれました。
修理前と修理後。
指先の白く見えたほつれ部分が直っています。
きれいに修理してもらいました。
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踵の腰裏
次に、踵の腰裏部分。
革をきれいに当ててくれてます。
これは違いが、はっきり分かりますね。
もっと早めに修理に出したほうがいいよね(笑)。
小指部分の革パッチ
次は小指部分の革パッチ。右足の修理前と修理後ね。
これは左足の小指部分。わかりにくいかな。小指部分に革を張ってもらってます。
リウェルト
あと、差が見えるのはリウェルトですね。まずはつま先部分の修理前と修理後。
わかりますかね。薄いウェルト部分が厚くなって、糸の縫い目がはっきり見えるようになっています。
こちらが踵部分の修理前と修理後。同じく、見えなかった縫い目が、見えるようになっていますね。
ウェルトが厚くなって、縫い目が見えるようになりました。
修繕費
というわけで、オールソールに伴い、リウェルトを含めたガッツリ修理を行いました。修繕費は、うん。結構来ましたね。。
オールソール ¥11,000(今回はゴム底にしました)
右土踏まずの修理 ¥2,500
両踵の腰裏 ¥3,600
両小指の革パッチ ¥1,400
リウェルト ¥10,000
合計 ¥28,500(税抜)
いやー、なかなかです。。正直、靴1足買えますね。
コスト
安い革靴を買い替え続けるよりも、いい革靴を修繕をしながら履き続けるほうが、長い目で見ればいい選択だ。
なんていう意見がありますが、コストはかかります。どう考えるかは、いろいろな考え方があるかと思います。
革靴の選び方をコスパから考えてみる 高いビジネスシューズじゃなきゃあいけないの?
今回は、自分のお気に入りの靴だったので、苦渋の決断(笑)で修理をしましたが、そうでなければ、買い替えを検討したでしょうね。
まとめ
いい革靴をコストをかけながら履いていくのもいいし、それなりの革靴を買い替えていくのもいいでしょう。メリット、デメリットを考えながら、自分の気持ちの良い選択をしていきたいです。
いずれにせよ、きれいな革靴で、気分良く日々を過ごしていきたいですね。
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