はじめての高千穂めぐり12 高千穂の神社を効率よく回るために 【観光編】高千穂の夜神楽

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どうもケンです。

今回は高千穂の夜神楽です。

高千穂の夜神楽

高千穂の夜神楽は1978年、国の重要無形民俗文化財に指定された、高千穂地方に昔から伝わる神楽の舞のことですね。

そもそも神楽とは、神を迎え行われる、”鎮魂の神事”。

宮廷で行われるものは「御神楽(みかぐら)」、民間で行われるものは「里神楽(さとかぐら)」と称され、日本の伝統芸能の原点ともいわれています。

現在、全国で約1000を超える地域で、伝統にもとづく神楽が継承されているとのことです。

高千穂に伝承される夜神楽

高千穂に伝承される夜神楽は、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお呼びし、 三十三番ある神楽を夜を徹して奉納する、古くからこの地方に伝わる神事です。

秋の収穫に対する感謝、また翌年の豊穣を祈願する例祭日(れいさいび)は11月中旬から2月上旬にかけて。三十三番の神楽が町内二十の集落で奉納され、夕方から始まり翌日の昼前まで舞い続けられます。

夜神楽を奉納する神楽宿の日時は、各集落で異なり、事前の確認が必要です。

一般社団法人 高千穂町観光協会 TEL 0982-73-1213
観光協会へメールでお問い合わせ

ただ、夜神楽は期間限定。それ以外の時期にも夜神楽を見てみたいですよね。また夜通しではなく、ちょっと覗いてみたいという気持ち、よく分かります(自分だなっ!)。

365日毎晩楽しめる観光神楽

そんなあなたに。夜神楽の季節以外にも、365日毎晩楽しめる観光神楽として、高千穂神社境内の神楽殿で、高千穂神楽を体感できますよ!

はじめての高千穂めぐり04 高千穂の神社を効率よく回るために 高千穂(たかちほ)神社

駐車場は100台分、またトイレもあるので安心。

受け付けは現地、当日19:00から

受け付けは現地にて、当日19:00から。開始は20:00からなのですが、早めに行った方がいいですね。私は開始前ごろに行ったのですが、こんな感じ。遠いな。。

約300人までは収納可能のようですので、入れないことはないと思いますが、前の方で見たいなら、19:00過ぎに行きたいところ。座布団等はないので、必要なら持ち込みましょう。

時間は20:00~21:00まで

時間は20:00~21:00までの1時間。

夜神楽三十三番より代表的な演目

奉納される神楽は、夜神楽三十三番より代表的な4つ。

・手力雄(たぢからお)の舞

・鈿女(うずめ)の舞

・戸取(ととり)の舞

・御神体(ごしんたい)の舞

受付では案内のリーフレットが貰え、開始前には物語の説明もあるので安心。金額は、1人700円(団体割引は20名以上で、1人600円)。小学生までは無料です。

手力雄(たぢからお)の舞

太鼓や笛の伴奏に合わせ、4つの演目始まります。まずは手力雄(たぢからお)の舞から。

手力雄命(たぢからおのみこと)が、天照大神の隠れている天岩戸を探しあてるところを表現した舞です。

鈿女(うずめ)の舞

続いては鈿女(うずめ)の舞。

天照大神(アマテラスオオミカミ)が身を隠したので世界が暗闇となり、どうしたものかと思案する神々の中で、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が舞を舞った場面。

戸取(ととり)の舞

続いては戸取(ととり)の舞。

隠れている天照大神に出てきてもらうために、手力雄(アメノタヂカラオ)が天岩戸をこじ開ける、これも有名な話ですね。

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力強い動きにあわせて太鼓の演奏も盛り上がり、会場も盛り上がってきます。

ケタ外れのパワーで岩戸を開いて、世界に光を取り戻せ!

ここで一度休憩。神楽や、物語の内容についての解説をして頂きます。

御神体(ごしんたい)の舞

最後は御神体(ごしんたい)の舞。

伊邪那岐(イザナキ)と伊邪那美(イザナミ)の夫婦神が、酒を造って飲み、愛し合う様子を、コメディチックに演じます。

ちょっとエロテックな表現もあるのですが、あくまでも、ほのぼのとしたテイスト。子供と見ていても大丈夫ですよ(笑)。

そうこうしているうちに、神様の客いじりが始まります。

舞台から降りて、お客さんの中へ。

いじられるお客さんも笑いが絶えません。

一通り客間を回ると、舞台へ戻って大団円(笑)。

あっという間の1時間です!

退屈するかな~、とも思ってましたが、さすがの歴史に裏付けされたエンターテインメントでしたよ。

夜の高千穂神社境内の厳かな雰囲気とは対照的に、神楽殿内はお気楽な感じ。伝統文化に触れながら、笑って盛り上がれる、神話の時を楽しめました。

年中やっていますので、高千穂に訪れたなら、ぜひ体験してみて下さいね!

よろしければ、こちらの記事も合わせてご覧ください。では!

はじめての高千穂めぐり01 高千穂の神社を効率よく回るために 高千穂へのアクセス

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